Apache・Tomcat間のURL連携まとめ(1)
Apache・Tomcatを使用したAP/WEBサーバ構築時における、CL-SV間URL連携の設定をまとめる。
※設定が長くなりそうなので、4記事に分割する。
(1)概要説明
(2)サーバ側資産作成
(4)クライアントアプリを使った動作確認
という構成とする。
【構成図】
【今回の記事のゴール】
「CL側に用意したクライアントアプリより、構築したサーバに対してリクエスト(GET)を投げると独自に設定されたヘッダ"X-Sample01"に値として"aaa"が設定されていること・HTTPステータスコード200が返却されることを確認する」
とする。
【前提】
1.Apache・Tomcatはインストール・ajpプロトコルを用いて連携済み
→【参考】http://www.adminweb.jp/apache/tomcat/
3.Servlet3.0の機能(サーブレット用アノテーション)は使用しない
→web.xml直書き。
URL変換の手順は以下のとおり。
①ブラウザにURLを入力しアクセスする。
②リクエストを受けつけたApache(mod_proxy)がURL変換を行い、ajpプロトコルのURLへ変換し、Tomcatへリクエストを連携する。
③Tomcatがリクエストを受け取り、ajpプロトコルのURLを解釈する
→サーバ名・ポート番号・サーブレットコンテキスト名・実行対象のサーブレット情報 に分けて読み込む。
④実行対象のサーブレットを実行し、結果をCLへ返却する
次回からは実際に資産を作って流れを追ってみる。